「カラフル」を読む

2003年9月14日
森絵都が書いた「カラフル」を読んだ。
中高生向けの物語の体裁ながら、一気に読ませる。
これを読みながら、映画「天国から来たチャンピオン」を思い出した。

どちらも設定が似ている。

よく事情がわからないまま”あの世”の入り口まで来た主人公が、
もう一度”この世”に戻るチャンスを与えられ、
もうひとつの人生にチャレンジする。

似た設定の小説と映画だけど、それぞれの結末にたどり着く。
ちょっと苦いハッピーエンド。
でも、どちらも好きなストーリー。


実際にもうひとつの人生を生きることって、あり得るかな?
”あの世”の入り口から戻って、新たなチャレンジができるかな?

ここで臆病な自分に気づく。
中途半端な生き方には、”もうひとつ”はないってこと。

そこで目一杯、焼酎を飲んでみる。
”あの世”の入り口が見えたような気がして、
翌朝、目覚めると頭が割れるように痛い。
そして”もうひとつの人生”が始まった。

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